衣掛(きぬかけ)天満宮には道真公が松と石に旅衣(たびごろも)を掛け、
新しい衣に着替えたという伝説が残っています。
その松と石を祀ったのが衣掛天満宮(衣挂天神)とされています。
衣掛の松は枯れ、1953年に松の絵を描いて絵馬(拝殿の中)とし、
もう一枚は扁額として拝殿入口に掲げてあります。
鳥居の扁額には「挂」という字が使われていますが、
掛け軸などをかけるときは「掛ける」を用い、
衣をかけるときは「挂ける」を使うとのことです。
扁額の字は吉嗣鼓山、絵馬は中学校美術教師山本南窓によるもの。
拝殿の絵馬
拝殿の扁額
鳥居の扁額
衣掛天満宮:福岡県太宰府市15
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